ぴょろろー

朝、6時半。
いつも以上に早起きして家を出た。
休日だというのに朝も電車の中は人がたくさん。
んで、私はどこに行くのかというと、山へ芝刈りに・・・ではなくて、川へ洗濯（もういい）ではなくて釣りに行くのです。
また、今年も始まったのです。釣りバカです。
私ではなくて相方なんだけどね。
つきあいなので仕方なく、金曜日はかなり疲れたからゆっくり寝てたかったんだけどね。

相方の職場の人で、やはり釣り好きなK田さんと、K村さん（どっちもK氏なので困るな）も一緒だった。
三人で行ってくればいいのになぁとも思ったんだが、最近会ってなかったことを思い出して、とりあえず行くことを決めた。

天気は曇りから雨へ。
週末は晴れると聞いていたのだが。
川に着いたときも、寒々とした冬の空という感じだった。
もう東京は桜が咲いているのに、そこの川（相模湖の方）付近はまだつぼみ。
春を楽しむにはまだまだこれから。
ちょっと期待していた私もあきらめて、釣りを始めた。
管理釣り場とはいえ、まったく釣れない事もよくあるので、「釣ろう」と思ってやると、釣れなかった時にかなり悔しいので、釣れないだろうと思いながらやる。
あまりがんばるとかなり疲れるので、休み休みやる。
今までの経験より学んだこと（笑）
ま、一匹釣れればいいかなと思っていると、始めてからまもなく、あたりがきた。
おっ！と慌ててリールを巻いたため、ぶちっという音とともにルアーを持っていかれてしまった。
そんなことをもう一度繰り返し、短い時間に二つもルアーを無くしてしまった。ひー。
それもけっこう馬鹿にならん値段のものなのに。
しかたないので、相方にルアーを借りた。
すると、またきたきた！
今度は慌てず、ゆっくり魚を泳がせながらこちらに近づけてひきあげた。
よっしゃ、今年の初ゲット！
しかもほかの三人よりも早く釣ったのだ。
ああ、もう今日はそれだけでいいと思った。
本日の釣り、終了〜〜。
だがしかし、来たばかりなので、あとはほんとに遊び半分に釣りをしていました。
とにかく寒い！
フードをかぶってふるえていました。
それでも春休みのせいか、釣り好きな人たちで、川はあふれていました。
釣りってそんなに面白いのかしらとね。
いまいち理解できず。

ぴょろろ〜という声がするので、上を見上げると、大空をぐるぐるととんびが舞っていました。
そのそばに小さめな黒い鳥もいて、その鳥がとんびにむかって攻撃。
よく見るとカラスだった。
カラスも大きいのはすごくこわいけど、でもとんびに比べたら全然小さいのね。
なわばり争いなのか、なんなのかわからないけど、カラスととんびがつっつきあったり、ぶつかったりしている。
とんびはそれでも王者の風格。
どうどうとしてて動じない。
とてもかっこよかった。
今日の私はとんびのように余裕があるので、釣りもあせらずのんびりできました。
今年の釣りはとてもよい滑り出しです。