3日過ぎのバレンタインデー

仕事、半端じゃなく忙しい。
渋谷にいた頃を思い出すようである。

O氏がピンク色の紙袋を取り出して私に言った。
「チョコ、食べる？」
その袋の中からはあきらかに手作りしたと思われるチョコが出てきた。
？！と思っていると、O氏の前の職場の女性から毎年バレンタインデーに送られてくるとのこと。
別に気があるわけでもないらしい。彼氏にあげる試作品を自分に先に送りつけてくるというのだ。
「でね、これが不味いんだよ。」
まいっちゃうよな〜、なんて言うので、何をぜいたくななんて思いながらひとつ食べてみた。
べつに悪くない。
私が作ってもこれぐらいだろう。
本命チョコじゃないのが癪なのか。
ちなみに私が先週の早めにあげたチョコはどうだったのか聞いてみる。
それはおいしかったらしい。
見た目で選んだのだが。それを聞いて安心した。

14日はちょうどスキーに出かけていたので、チョコの心配をしなくて済んだ。
だって、この職場であげたい人って特にいないし。
あげなかったらあげなかったで、なんか色々うるさいやつ（主任）がいそうなので、スキーの日とうまく重なってよかったよ。
ただし、O氏とS氏は日頃お世話になっていたので、他の人には内緒であげた。

人間関係がうまくいってないと、ほんとに色々大変ですねぇ。

突然、職場で唯一のしゃべれる女性のMさんから手作りチョコをプレゼントされた。
余り物だと言っていたが、彼女はかなり手先が器用なので、丁寧につくられたチョコに大感激。
味も絶品！すごい。さっき食べたO氏のよりも何倍も美味しかった。
やっぱり女の子はこうでなくっちゃ。（←オイ）
私もホワイトデーに何か作ろうかな。
でも、不味いのになりそうだから、まずO氏に食べさせてからにするか（笑）